SDにスワップパーティションを作成する方法
Androidでは標準のメモリでは足りないためカスタムROMではスワップを利用することができます。
今回はこのスワップを利用するためにSDカードにスワップパーティションを作る方法を紹介します。
まずは念のためMicro SDのデータをバックアップしておきましょう。
次にスワップパーティションを作るために必要なLinuxを準備します。
今回はUbuntuを利用するので、以下から日本語 Reimix CDイメージのダウンロードをします。
Ubuntuの入手 | Ubuntu Japanese Team
http://www.ubuntulinux.jp/download/
ダウンロードが完了しましたら、ライティングソフトでCD-Rに焼き、そのCDをパソコンでブートします。
Linuxが起動しましたらMicro SDをパソコンに挿入し、gpartedを起動します。
するとこのような画面が表示されます。
まずは現在のデータが保存されている領域から、swap用のサイズだけパーティションを縮めます。
パーティション(P) -> リサイズ/移動(R)をクリックします。
するとこのようなウィンドウが表示されるので、後方の空き領域に確保したいswap領域の分だけサイズを入力します。今回は32MB確保しました。
続いては先ほど作成したパーティションをlinux-swapとしてフォーマットする作業です。
パーティション(P) -> 新規(N)をクリックします。
ファイルシステムからlinux-swapを選択し、追加を
クリックします。
最後に編集(E) -> 保留中の全ての操作を適用する(A)をクリックします。
以上でlinux-swapの作成完了です。
あとはswapパーティションを自動的に認識するpubromなどのカスタムROMを利用するか、Swapperなどのアプリを用いてswapを有効にすればAndroidでswapを利用できるようになります。