ツールドフランス初心者が知ったロードレースの面白さ


2013年第100回記念のツールドフランスが始まりました。
私は昨年2012年大会のダイジェスト放送を見てロードレースのおもしろさを知り、今年は第1ステージから第8ステージまで眠い目を擦りながら観戦しています。


ダイジェストとは違いLIVE放送では実況、解説、ゲストの方々がロードレースにまつわるルールや暗黙の了解などを説明してくれるため、今年は色々な面白さを知ることができました。

面白いと思ったポイント

特に魅了されたポイントとしては、戦略性と意外性が大きいということです。
単純に自転車を漕ぐ能力が高い人が突っ走って1位になる。ということは100%なく、ステージのゴールに向かう中で抜きつ抜かれつが頻繁に起こります。
絶対に勝つだろうと思われている人もコンディションによっては下位に甘んじることもありますし、とても意外な選手が様々な条件によりトップでゴールすることもあります。
ときには利害が一致すれば他のチームと協力することもありますし、ときには他のチームへの攻撃をしかけることもあります。

そのような複雑なレース展開の中で勝利を収めるためには、走るペース、ステージの特徴、チームごとの目的、選手の能力、選手の役割、集団での位置取りなど様々な条件を整える必要があります。


このような面白さの一端を担うロードレース独特のルールや戦略を以下で紹介したいと思います。

走るペース

まず私が最初に不思議に思ったのが、「どうしてそれぞれの選手は自分が一番タイムが良くなる一定のペースで走らないのか?」ということです。
普通に考えれば、200kmを走るなら途中でペースを上げたり下げたりするより、一定のペースで走った方が速くなるはずです。


その答えとして、一番のポイントとなるのは、「自転車は空気抵抗の有無が速度に大きく影響する」ということです。
たとえ自分が本来走りやすいペースより少し速いペースだとしても一人で走るより集団で走った方が遥かに楽であるということが前提にあります。
なので基本的には自分のペースに合わなくてもみんな集団で走るわけです。
では集団で走っていたら差がつかないのでは?っと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはなく勝負どころでは他のチームが集団の先頭でペースを上げることにより、着いてこれない選手を振るいにかけられてしまいます。
このとき集団から離されてしまうと少ない人数で走ることとなってしまうため、ますます追いつけなくなってしまうわけです。


このように1週間レースを見てきて勝敗を決めるために重要だと思ったところは「勝負どころでペースを上げる」ということです。


ライバルチームのアシストが苦手なところでペースを上げれば、エースは1人で集団についてくることになり孤立させることができますし、更にエースが苦手なところでペースを上げればエースをトップ集団から引き離すことができます。
ここで難しいのがペースを上げるということは自分たちも苦しくなるということです。ペースを上げることにより自分たちが最終的に疲れてしまって逆転されるわけにはいきませんし、ペースを上げて自分たちのエースが着いて来れないようでは話になりません。


よってチームとしては、勝負どころでは自分たちのエースがゴールまでたどり着けるぎりぎりまでペースを上げて、相手のエースが着いて来れないようにペースを上げる、またそのとき自分たちのチームのアシストの力を全力で出し切りつつ、ゴールまでに力尽きないようにアシストの人数と距離を配分する。ということが重要となります。


ステージ

ツールドフランスでは、第1ステージから第21ステージまでの総合成績で様々な賞が決まります。
ステージにはいくつか種類があります。

1. 通常ステージ

すべての選手が同時にスタートして、先頭でゴールした選手にはステージ優勝が与えられます。
また途中にあるスプリントポイントとステージのゴールではポイントを獲得することができます。これはポイント優勝を狙う選手には必要となるものです。ポイント優勝については後述します。
また山岳ポイントというものがあり、最終的に山岳ポイントがトップの選手には山岳賞が与えられます。

主に総合優勝、ポイント優勝、山岳ポイント優勝が大きな賞となります。
これらの途中経過でトップの選手は、次のステージではそれぞれ専用のジャージを着ることとなっており、これは全選手の憧れでもあります。
ツールドフランスでは、総合優勝はマイヨ・ジョーヌと言い黄色のジャージ、ポイント優勝はマイヨ・ヴェールと言い緑色のジャージ、山岳ポイント優勝は、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュと言い、派手な赤の水玉模様です。


これらの賞を途中で1度獲得することでも大変名誉なことなので、各選手はその賞に応じてパンツやヘルメットサングラスの色も合わせるなどしています。
第7ステージまで山岳賞を獲得しているユーロップカーのエースのピエール・ローランは赤の水玉装備を整えて喜びを全身で表しています。が選手の間の評判は賛否両論のようですw

(これらのジャージを着用するとチームカラーとはまったく別の色になるのでどのチームの選手かは分かりにくくなります。特にキャノンデールの緑とマイヨジョーヌの緑はまったく区別ができません)


また他にも新人賞(マイヨ・ブラン)、敢闘賞というものがあります。
新人賞は、24歳以下の選手の中で総合タイムがトップの選手に与えられ、白いジャージを着ています。
敢闘賞は、そのステージで賞は取れなかったけど活躍した選手に与えられます。大体の場合は逃げ集団で活躍した選手に与えられるものです。この賞にはジャージは与えられず、ゼッケンが赤くなります。

2. チームタイムトライアル(TTT)

チームごとにスタートしてゴールまでのタイムを競います。
タイムの差がそのまま総合優勝に響いてくるのでポイントとなるレースです。ここでライバルチームに差をつけられてしまうと、他のステージでその分を取り返さなければなりません。


このレースはチームの力を発揮するレースとなっており、練習を多く積んできたチームは美しい隊列で無駄が一切なくゴールを目指します。

3. 個人タイムトライアル

個人でスタートしてゴールまでのタイムを競います。
タイムの差がそのまま総合優勝に響いてくるのでポイントとなるレースなのはチームTTと同様です。

チームの目的

ロードレース競技は、同じレースに参加していてもチームによって目的が違います。
一般的なスポーツでは対戦相手同士の目的は同じで、サッカーや野球なら相手のチームに勝って勝ち星を重ねて優勝すること、F1なら毎レースで上位に入りポイントを重ねて年間優勝を目指すことだと思います。


しかしロードレースはそうではなく、以下のようにいくつかの異なる目的が存在し、また目的によってコースごとの戦略が大きく異なります。

1. 総合優勝を狙う

総合優勝は、第1ステージから第21ステージまでの合計タイムが一番短い選手に与えられます。
ロードレースの花形と言える賞です。

戦略としては、平坦ステージではライバルチームのエースと離れることなく、メイン集団についていけばいいと考えているチームが多いため、大体は荒れることなく落ち着いてメイン集団の中でゴールすることが多いです。


しかしあるチームのエースのペースが落ちて、後ろに下がったりすると、他のチームが一気に突き放すためにメイン集団のペースを大幅に上げることがあります。


逆に山岳ステージでは、勝負所として仕掛けてくることが多いです。
ここではエースの山岳能力とアシストの引きが活きてきます。山岳は差がつきやすいといわれており、総合優勝を狙うチームでは熾烈な争いが繰り広げられます。


昨年はSKYの最強のアシストであるフルームがエースのウィギンスよりもペース早くなってしまい、フルームがエースに対して「早く着いてこい!」というジェスチャーをして物議を醸し出していました。他にもフルームは、ステージ優勝してしまったりとエースを超える逸材として話題になりましたが、今年はそのフルームがエースでウィギンスは怪我のため未出場です。
前評判でもSKYとフルームが強いのではないか?となっています。


2013年第1週目の第7ステージまででは総合優勝争いの選手の中では、ポイントとなる山岳ステージはなかったため、特に争いは生まれず順当に事が進んできました。

2. ポイント優勝を狙う

ポイント優勝は、第1ステージから第21ステージまでの合計ポイントが一番高い選手に与えられます。
ポイントはスプリントポイントとステージゴールを通過した順位で与えれます。
エースには最後の数百mで勝ちきれるスプリンターを置きます。


戦略としては、平坦ステージではメイン集団についていき残り数kmからトレインの位置取りの勝負が始まり、ラストはスプリント勝負となります。
軽めの山岳ステージでは、スプリンターがメイン集団に着いていけず集団から置いていかれてしまわないようにしなければなりません。置いていかれてしまうと山岳後にスプリントポイントやステージゴールが設置してあると、ライバルのスプリンターにそれをすべて奪われてしまうためです。
本格的な山岳ステージでは、総合優勝狙いのチームが仕掛けてくることにより、ポイント優勝狙いのチームのエーススプリンターがポイントを取ることは難しくなってくるので、メイン集団についていかず後ろをゆっくり走ります。
ポイント優勝狙いチーム同士は一時休戦となり完走を目指します。
この後方集団のことをグルペットと呼び、今年の中継ではチームカベンディッシュと冗談で言われていましたw


2013年第1週目の第7ステージまではポイント優勝争いのための展開がいくつかあり、総合優勝争いよりも盛り上がっています。

3. ステージ優勝を狙う

各ステージをトップで通過するとステージ優勝となります。
ポイント優勝を狙えるほどチーム力はなくても、得意なコースなどでは積極的にステージ優勝を狙うということがあります。
基本的には勝ちやすいチームは、山岳なら総合優勝狙いのチーム、平坦ならポイント優勝を狙いのチームとなります。

4. 山岳賞を狙う

登坂力が高い選手を抱えている場合には山岳賞をチームで狙う場合もありえます。
ただし最初から山岳賞だけを狙ってツールドフランスに出場というチームは2013年にはなさそうです。


やはり基本は総合優勝や表彰台狙いで、それが難しい場合には山岳狙いにシフトする場合もあるということがありえるようです。
今年はユーロップカーのピエール・ローランが山岳賞狙いにシフトしたようです。


選手の能力

選手には状況により得意不得意があり、以下のように分類されています。
この特徴も漫画のキャラクターのような個性がありロードレースをより面白くしています。

以下、1つずつ紹介していきます。

1. オールラウンダー

名前の通りすべての能力を持ち合わせた選手です。その中でもすべての能力が平均して高い選手は総合優勝狙いのエースとなります。
総合優勝を狙うために、平坦ステージでは集団でのゴールを目指し、山岳、TTではそれぞれのスペシャリストと同等の結果を残します。
基本的にはステージ優勝は狙わないためスプリントはせず足を温存しておき、順位にはこだわらずタイム差がないところではメイン集団でのゴールを目指します。

代表的な選手としては、SKYのフルーム、サクソティンコフのコンタドール、BMCのエヴァンスがいます。


2. スプリンター

瞬発能力が高くゴール直前で最高速度を出すことができる選手を指します。
スプリンターはステージ優勝やポイント優勝では重要な役割を担います。
短距離選手なので体が大きい選手が多く、逆に上りは苦手としています。


スプリンターの能力に特化しており、山岳を苦手とする選手のことをピュアスプリンターと言ったりします。
代表的な選手では、オメガファルマクイックステップカヴェンディッシュアルゴスシマノのキッテルです。
逆に少し山岳を登る能力があるスプリンターとして代表的な選手は、キャノンデールサガン、ロットベリソルのグライペルがいます。これらの選手はピュアスプリンターと比べると僅かですがスプリント能力は劣ります。


だからといってスプリントで必ず負けるという訳ではなく、そこはスプリント前のチーム力で勝敗が決まります。山岳ステージなら、ピュアスプリンターを振るいにかけるためにペースを上げて、そもそもピュアスプリンターにスプリントさせないという作戦もありますし、通常のステージでも最後のスプリントでトレインを綺麗に作り、リードアウトが完璧に決まればスプリント能力そのものは負けていても勝つことができます。
サガンは前者でグライペルは後者でポイントを重ねていっています。


その他のスプリンター注目選手は、SKYのボアッソンハーゲン、オリカグリーンエッジのマシュー・ゴスがいます。


スプリンターによるゴール前スプリントは、200km近くを走ってきた最後の締めくくりになる大勝負ですので大変盛り上がります。(長距離走ったた後の短距離全力疾走恐るべし)

3. クライマー

名前の通り山岳を登るのが得意な選手です。
体が小さく軽い選手が多いのが特徴です。
登りはペースが落ちるので、空気抵抗という意味でのアシストの効果は平坦区間に比べると小さいです。
しかし総合優勝を狙うには山岳はタイム差が大きくでる重要なステージとなります。その中で自分のチームのエースに有利になるよう集団のペースをコントロールするという重要な役割があります。


またステージ優勝狙いでも、山岳でペースを上げることにより他チームの山岳が苦手なスプリンターを集団から引き摺り下ろすなどチームの勝敗を左右する重要な役割を担います。


またアシストとしてではなく自分自身がステージ優勝や山岳賞を狙うために山岳でペースを上げて逃げ切るというパターンもあります。日本人選手の新城幸也選手のチームメイトであるヴォクレールは大変登坂力が高く、このような作戦に出ることがしばしばあります。しかし今年のエースはピエールローランで彼も山岳賞を狙っているので、チームとしてどういう作戦になるのかは注目です。

4.タイムトライアルスペシャリスト

名前の通りタイムトライアルのスペシャリストです。
こちらもスプリンターと同じくガタイが良い選手が多いですが、能力としてはまったくの別物です。
スプリンターは数百mのスプリント能力に特化していますが、TTスペシャリストは長距離速度を維持することに特化しています。


何も知らない私は、「TTが速い=スピードが速い」のだから総合でも一番速いのでは?っと思ってしまいますが、だからといって優勝する選手がTTが得意とは限らないんですよね。本当にロードレースは面白いです。


レディオシャックカンチェラーラ、オメガファルマクイックステップのトニーマルティン、SKYのマイケル・ロジャース、ガーミンシャープのデヴィッド・ミラーがいます。
SKYのブラッドリー・ウィギンス、クリス・フルームはオールラウンダーですが、TTではスペシャリストに劣らないタイムを叩き出します。

5. その他

細かく分けるとその他にもあるようですが、詳しくわからない為割愛します。
気になる方はWikipediaで調べてみてください。

ルーラー - Wikipedia

パンチャー (自転車競技) - Wikipedia

選手の役割

1. エース(leader)

エースとはチームの目的を達成するための選手のことを指します。
総合優勝を狙っているチームなら、オールラウンダーで能力が高い選手をエースとしていますし、ポイント優勝、ステージ優勝狙いのチームではスプリント能力が高い選手がエースとなります。
チームによっては2人の選手をエースとする場合もあるようです。

2. アシスト(servant)

エース以外の選手のことを指します。
アシストと言ってもその中で役割は細かくわかれています。

一番基本となるのは、エースの選手の風よけとなってゴールまで引っ張っていくことです。
何人かのアシストでエースの前を順番に交代して走り、エースはできる限り空気抵抗を避けて脚力を使わずに走ります。これらのアシスト選手はゴールするころには着いてこれなくなり、9人いる選手がエースがゴールするころには大幅に人数が減りますが、結果として最速でエースがゴールすればチームとして目的は達成しているので、アシストの選手のタイムが遅れることは問題ではありません。
もちろん理想的には、ゴール直前までアシストの選手ができる限り多く残っている方がエースは勝負どころで楽に走ることができます。


総合優勝狙いのチームのアシストのスプリンターは、エースではないためステージ優勝を狙いません。チームの目的がステージ優勝ではなく、エースがメイン集団に遅れることなくゴールすることがだからです。

しかし個人としてはもちろんステージ優勝を狙いたいわけです。そこでゴール直前でチームの目的を達成できそうな場合には、アシストの仕事を放棄してステージ優勝を狙う許可を監督からもらえる事があります。
こうなるとチームのアシストはなく一人で孤独にステージ優勝を狙うことになります。今年のSKYのボアッソンハーゲンはこの1人です。

しかし総合優勝に余裕がでてくるなど状況によっては、アシストをつけて貰える事もあります。2012年のツールドフランス第21ステージでは、エースであるウィギンスが最強のスプリンターカヴェンディッシュを引いて、そのままステージ優勝という凄まじい光景が展開されました。


またその他のアシストの役割としては、補給をエースに渡すというものがあります。
チームの車はメイン集団の僅かに後ろを走っており、アシストはチームカーまで戻って補給食やドリンクを受け取り、またメイン集団まで戻ってエースや他のチームメイトに受け渡します。
1人の選手がどのようにたくさんいるチームメイトのボトルを運ぶのかというと・・・



こんな感じですw

逃げ集団とメイン集団

通常のステージでは、おおよそメイン集団と逃げ集団という2つに分かれます。

1. 逃げ集団

逃げ集団は、メイン集団から数人で抜け出し逃げ切りゴールを目指す集団のことを指します。
人数は1人〜数十人に及ぶことがありますが、逃げ集団はできる限り人数が多い方が有利です。
逃げ集団の目的としては、逃げ切りによるステージ優勝、途中のスプリントポイントや山岳ポイントの獲得、チームとしての戦略の都合などがあります。


通常逃げ集団がメイン集団から逃げ切れることはほとんどありません。逃げ集団はメイン集団に比べて少ない人数で走るため空気抵抗を受ける時間が長くどうしても足を使ってしまうためです。
逃げ集団が逃げ切るためには、メイン集団で駆け引きが始まりペースが上がらないことが必要です。
またメイン集団は逃げ集団を捕まえるためには、10kmで1分の差を縮められると考えています。

2. メイン集団

逃げ集団とメイン集団に分かれたときは、メイン集団の各チームの当面の共通目的はゴールするまでに逃げ集団を捕まえることになります。
このときはメイン集団の先頭は、通常マイヨジョーヌのチームが先頭を引くという暗黙のルールがあります。
あとはペースを決めたいチームも加わり、交代で先頭を引くことになります。

逆に逃げ集団が存在しないと、メイン集団の共通目的がなくなりいつ何か起きるかわからないという展開になります。


フェアプレー

メイン集団の中に各チームのエースが散らばっていますが、勝負とは異なる理由で後方に下がってしまうことがあります。(集段落車、トイレなど)
このようなときメイン集団は、この隙を突いてペースアップ!ということはせずに、むしろペースを落としてトラブルに巻き込まれた他のチームのエースを待つという動きをします。


ただしゴール前の勝負どころでは、悠長なことは言っていられないので待つことがなく勝負が続行されることはあります。しかしゴール直前3km以内での集団落車はメイン集団と同じタイムでゴールという救済があります。

顔見世

選手は地元のステージなどを走ることがあります。このようなときは一部勝負どころではない区間で、地元の選手をメイン集団の先頭で走らせて顔見世をすることがあります。
他にも誕生日などでもそういうことがあるようです。
大変面白い習慣です。

まとめ

以上のように様々なルール、暗黙の了解、戦略、目的、選手の特徴、チームの特徴などが入り混じりロードレース競技を楽しくしています。

このように戦略的に面白く、更に動きや状況がわかりやすいため初心者の私でも簡単に魅了されてしまいました。

また2週目以降引き続き楽しく観戦を続けていきたいと思います。