コピペでできる録画サーバー on Linux with PT2 (OSインストール編)
前回引き続きOSインストール編です。
今回はLinuxのCentOS 5.5 x86_64のインストール方法を紹介します。
1. OSインストールイメージのダウンロード
こちらに数種類のインストールイメージがありますが、今回はCentOS-5.5-x86_64-bin-DVD-1of2.isoをダウンロードします。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/isos/x86_64/
※2013/6/19更新
現在はCentOS6.xが最新バージョンになります。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6/isos/x86_64/
CentOS-6.4-x86_64-bin-DVD1.iso
インストール手順はおおよそ変わらないと思います。
2. OSインストールイメージをDVDに焼く
ImgBurnなどライティングソフトを用いてDVDに焼きましょう。
3. OSインストール
焼いたインストールDVDをDVDドライブに入れ、DVDドライブからBootします。
DVDをbootするとこのような画面が表示されます。ここではインストールモードを選択します。
今回はテキストモードでインストールするのでlinux textと入力しEnterキーを入力してください。
続いてインストールディスクのチェックを行います。チェックを行う場合はOK、飛ばす場合はSkipを選択します。
言語選択をします。好きな言語を選択してください。
キーボードを選択します。日本語キーボードの場合はjp106を選択します。
フォーマットするパーティションを選択します。HDDすべてをフォーマットする場合は、Remove all 〜を選択します。現在利用しているLinuxパーティションだけフォーマットする場合は、Remove Linux 〜を選択します。
パーティションレイアウトを指定します。拘りがない場合はそのままOKを押してください。
Boot LoaderとしてGRUBを使うかどうかを決めます。わからない場合はUse GRUB〜にチェックを入れてOKを選択しましょう。
GRUBのパスワードを決めます。
Enable IPv4にチェックを入れてOKを選択します。
IPアドレスの設定をします。IPアドレスを動的に取得する場合は、上にチェックを、固定する場合は下にチェックを入れて、固定するIPとサブネットマスクを入力してください。サーバなのでIPは固定した方が便利です。
IPを固定した場合は、ゲートウェイとDNSを指定します。どちらもルータのIPアドレスを指定します。
ホスト名を指定します。お好きにどうぞ
タイムゾーンを指定します。System clock uses UTCのチェックをはずして、Asia / Tokyoを選びます。
rootユーザーのパスワードを設定します。
インストールするソフトウェアのパッケージを選択します。
Desktop - Gnomeのチェックを外して、Customize software selectionにチェックを入れます。
続いてBase、Development Libraries、Development Toolsにチェックを入れ、他のチェックはすべて外します。
再起動完了を確認したらサーバーからディスプレイ、キーボード、モニタ引っこ抜きましょう。
Windows からPuttyを使ってサーバーに接続し管理をします。
以下のサイトのZipアーカイブをダウンロードし適当なところに解凍して利用します。
PuTTY ごった煮版
http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/
ホスト名にはサーバのIPアドレス、セッション一覧には適当な名前を入力し、保存をクリックしてください。ログイン画面になるのでそこではrootと入力して、続いてrootユーザーのパスワードを入力するとサーバにアクセスすることができます。
以上でOSインストール編は完了です。
いよいよ次回からはPT2に関連した設定に入っていきます。